タイトル | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている |
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原作・作画 | 渡航・ぽんかん⑧ |
出版社 | ガガガ文庫 |
主人公の比企谷八幡は中学の時に好きな女の子ができたのでその子に告白をしたのだが、振られるだけではなくクラスメイト全員に知られてしまいいじめを受ける。
そのせいで彼の目は腐った魚のような目になり、彼はひねくれた性格になってしまった。
そこで生活指導の平塚先生がそのひねくれた性格の改善を名目に奉仕部という謎の部活に入れられてしまう。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっているのあらすじ紹介
千葉市立総武高校に通う主人公比企谷八幡は、「高校生活を振り返って」というテーマの作文を生活指導の平塚先生に提出するのですが、それがかなりひねくれた内容なので、平塚先生によって自身の孤独体質とひねくれた性格の改善と称し半ば無理やり奉仕部という謎の部活に入らされた。
そこには学年一位の頭脳と容姿を持つ奉仕部部長の雪ノ下雪乃という少女がいた。
彼女は誰もが羨む才能を持っているがそれを妬む者がいるせいで雪ノ下雪乃もまた友達がいなかったが、奉仕部最初の依頼人由比ヶ浜結衣が雪ノ下雪乃の建前を言わず本音を言う姿勢に心惹かれて雪ノ下雪乃と友達になった。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっているのネタバレ・今後の展開
最初の依頼として由比ヶ浜結衣という女の子が好きな人に手作りクッキーを渡したいという相談を受けたが、由比ヶ浜の料理は壊滅的で半ば諦めムードになってしまう。
しかし八幡は女の子が一生懸命に作ったなら男心は揺れるということで別にうまいまずいは二の次のことらしい。
だから結局おいしいクッキーは作れなかったが、無事にクッキーを渡すことができた。
そして由比ヶ浜は依頼を解決してくれたお礼に奉仕部に入りたいと申し出たので奉仕部は比企谷八幡、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣の三人で活動していく。
そして、学校で起こる様々な依頼(文化祭、体育祭、修学旅行、生徒会選挙、クリスマスイベントなど)をこなしていくのだが、ある依頼を境に奉仕部の関係が崩壊してしまう。
そのときに比企谷八幡は「本物がほしい」という本音を彼女たちに伝えると雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣はこの依頼を受けたことによって少しずつ奉仕部の関係が修復していく。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっているの読んでみた感想・評価
「このライトノベルがすごい」で3年連続一位を獲得し、殿堂入りを果たしたこの作品。
主人公の比企谷八幡は、非常にペシミスティック(悲観主義)な考え方をしており、奉仕部に持ち込まれる依頼を斜め下からの発想で解決ではなく解消していくのですが、それがとても好きです。
一度奉仕部の関係が崩れかけたときは一体どうなってしまうのかと思いましたが比企谷八幡が本音を言うことで奉仕部の絆が一段と強くなっていくところはもう最高でした。
一番気になるところは比企谷八幡、雪ノ下雪乃、由比ヶ浜結衣の3人の関係性が最終的にどうなっていくのかが気になります。
はたして彼ら彼女らの関係はどうなっていくのかが非常に気になる作品です。
青春をもう一度味わいたい方に!
青春をもう一度味わいたい方にオススメ
ファンタジーもいいけど日常系の方が好きという方にはオススメです。
特に物事をネガティブに考える人にとってはハマると思います。
なぜなら、主人公の比企谷八幡はネガティブな考えを持っているのですが、その考えが奉仕部に寄せられる依頼を的確に解消しているからです。
もちろんポジティブに考える人も、こういう考え方があるということも分かってよいと思います。
この作品を読むとあなたの人生観が変わるかもしれませんよ。