タイトル | 盟約のリヴァイアサン |
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原作・作画 | 丈月城・仁村有志 |
出版社 | KADOKAWA / メディアファクトリー |
ドラゴンが月から飛来するのが日常となった現代の東京を舞台に、ドラゴンと戦う リヴァイアサンという蛇を召喚し戦う魔女の女の子と巻き込まれ竜殺しというドラゴンを殺す特殊な力を得てしまった主人公のおりなす物語。
盟約のリヴァイアサンのあらすじ紹介
主人公である春賀 晴臣(はるが はるおみ)は夏の島でバカンス中に幼馴染である魔女「アーシャ」の頼みにより東京に戻ることになってしまう。
彼の仕事は選ばれた女性を魔女にする組織S.A.U.R..U.(サウル)での魔女の契約のサポート係を務めている。
そんな彼が東京で請け負う仕事は、入学した高校で知り合ったクラスメイト十條地 織姫(じゅうじょうじ おりひめ)だった。
そしていよいよ契約というときに、魔女の敵であるドラゴンが襲来、儀式は中断しドラゴンと戦うすべがない晴臣は逃げたある廃墟で火之迦具土(ひのかぐつち)と名乗るドラゴンの幽霊に出会う。
そして彼女から上級のドラゴンでさえ滅ぼせる力「竜殺し」の力を授かるのだった。
盟約のリヴァイアサンのネタバレ・今後の展開
完結してますので今後の展開というのでなくネタばれになりますが、まず作者がRPG的な作品といってますが、主人公は勇者でないトレジャーハンターなので、遅い来るドラゴンに対して対抗できる道具や武器集めに奔走。
戦いは魔女達に任せるというのが大抵の流れです。
後半は戦う力を得た主人公も前線で戦いに参加しますが晴臣は竜殺しの力を得た代償でだんだんドラゴンに近づいていきます。
最初は普通の人なら死んでしまう攻撃でも耐えれるようになったり程度だったが、段々とドラゴンが使える魔術が使えたり、戦闘中など高ぶると体がドラゴンのような硬質や見た目になったりで、日常的にも普通に壊せないものも力任せで壊せてしまったり人間としての記憶まで失われていきます。
それを防ぐために織姫以降も知り合った魔女達が火之迦具土から受けたアドバイスで彼を誘惑したりエッチな事をすればドラゴン化が遅らせられるということで色々な事をしてきたりします。
盟約のリヴァイアサンの読んでみた感想・評価
最初のドラゴンが飛来してそれに対抗する魔女と比較的わかりやすい構図ですが、途中の魔術や竜殺しのシステムなんかが、1巻ではまだ、はっきりしなく、え?どういう戦いをして主人公の力って結局なんなの?と思ったり少し読みにくさを感じてしまいます。
ですが巻を重ねるごとに主人公も能力を理解し戦いなども読みやすくなります。
そしてもう一つの見所がエッチなシーンも毎回あり、露骨なシーンもあればさりげない程度もありますが大抵は無理矢理すぎる展開はないですが戦闘中とかでも女の子達が裸にならざるを得ないシーンがあったりとかそういうシーンも見所満載です。
主人公は昨今はやりのおれTUEE系ではないですが、凡人として出来ることをやるだけやり戦闘に挑むというのと主人公に行為をよせる女の子達の行動とか、誰が主人公に選ばれるかも、ほぼ決定のようで決定でない、ヒロイン争奪戦もまさかここでこの子が来るのか?というような展開になったりとそちらも最後まで予断を許さない状況で別の意味ではらはらさせられました。
すこしエロ要素があるバトルもの!?
まず逆に俺TUEE系が好きな人には向かないと思います。
これは主人公が凄い能力を得ても、ドラゴン達の王達には勝てないからです。
そこで色々な地にあるドラゴンを倒す力のある道具や能力を探して裏技を駆使してもいいからとにかく生き残るというのが毎回な展開の流れになります。
そして作者が宝探しとかするRPG要素をベースに物語を作ってると言ってますので、そういう勝つまでの準備とかの段階の話を楽しめる人に向いてる内容です。
後は最近ラノベで多い露骨すぎるエロパワー補給しなけば戦えないとかでなく戦闘中に胸を触るのも心臓に近い方が魔力を送りやすいとか建前上の設定はしっかりしているので、そういういきなり無理矢理エロに走るのが嫌いな人でも、さほど嫌悪感を抱かずに読めると思います。
とはいえサービスシーンはサービスシーンということで毎巻ほぼ必ず、かなりエッチな展開もあったりと、そういうのを期待してる人にも楽しめるはずです。