タイトル | 異世界とわたし、どっちが好きなの? |
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原作・作画 | 暁雪・へるるん |
出版社 | KADOKAWA/メディアファクトリー |
市宮翼は異世界ハーレムを夢見る高校生。
ある日彼はクラスで浮いている存在の美少女「鮎森結月」が自分と同じ異世界転生を夢見る「異世界厨」である事を知る。
知らない同士から多少話をする程度の関係になった二人は異世界に行く方法を得るのだが簡単に行けるはずもなく・・・。
異世界とわたし、どっちが好きなの?のあらすじ紹介
主人公 市宮翼はで異世界ハーレムを夢見る高校生。
ある日彼は自分と同様のぼっちでクラスでも浮いている、美少女 鮎森結月と知り合う。
彼女も異世界転生を夢見る異世界厨であることを知り盛り上がる二人だが翼の「異世界ハーレム発言」にドン引きの結月 なんとか言い繕う翼を貶すが初めてできた話をできる仲間ということでとりあえず今後もたまになら話をしてもいい関係に収まる。
そんな事があった後、翼はトラックにはねられてしまう。
しかしそれは幻で目を覚ますとそこには女神様と呼ばれる存在がいて翼を異世界転移させてくれるという。
誤算があり普通に生きていれば余裕で転移させるために必要なポイントMP(女神ポイント)がぼっちだった彼には足りないという。
異世界に行きたい翼は現実世界でMPをためる試練を受けることに。
異世界とわたし、どっちが好きなの?のネタバレ・今後の展開
現実世界にもどった翼はMPを貯めるために女神から課せられる試練を受けることに。
それは普通の人ではなんでもないことだがぼっちの彼には大変な内容であった。
翌日の昼休み結月に学校の屋上に来るように言われる。
そこで彼女の奇抜な行動にまさかと思い問いただすと彼女も別の女神に会うがポイントが足りずに異世界に行くための試練を受けているという。
試練のためぼっちの弱点を突いてくる内容に、二人で協力すればなんとかなるのでは?と翼と結月は異世界に行くため御互い助け会う異世界転移同盟を結ぶことに。
色々な試練をこなしていくうちに仲良くなっていく二人。
そんな風にすごす日々で同盟や友達関係とは違う結月の好意を感じながらも勘違いでなないかと踏み出せない翼。
恋愛と異世界転移を目標に二人の試練は続いていきます。
そんなある日、試練の最中に二人は仲たがいをしてしまう。
結月の好意に自分はどう答えるのか迷う翼 会わない日が続き考えるのは異世界ではなく結月のことばかりだった。
自分の気持ちと向き合い自分の勘違いでも振られてもいい、そう決心して告白を決意するのでした。
異世界とわたし、どっちが好きなの?の読んでみた感想・評価
全2巻の内容で1巻は二人の異世界に行くための試練では惹かれあっていく二人だけど恋愛にふみこめないやり取りは青春っぽくてよいと思います。
王道のへたれ主人公で早く告白しまえよ!やきもきさせられますが、その反動か二巻ではバカップルになった二人のやりとり。
というか超デレまくりの結月がすごい可愛くてそれだけでもいいです。
それを平気で受ける翼になりまさにリア充爆発しろというような言葉がお似合いのバカップルぶりを発揮しています。
内容も女神の提案で色々な異世界から参加者を募りバカップル選手権が開かれ、それに参加する二人のバカップルな行動も試練の一巻からさらにアップした二人のいちゃいちゃぶり、もといバカップルぶりで選手権をクリアしていく内容に面白さがあります。
ほかに見所としては異世界転移のための女神達の裏事情が夢もない転生(or転移)人数ノルマやコスパ削減などを強いられる現実社会と変わらないような世界でブラック企業?とツッコミ所満載なネタも面白いです。
むしろ本編よりそちらの女神の世界事情の方が面白いかもしれません。
内容はすこし微妙かも?ただへるるん先生の絵がいい!
一番のお勧めは原画家が好きな人。
へるるん先生の書くロリっぽいながらも巨乳な少女とかが好きな人にはお勧めいたします。
内容は1巻は恋愛がらみでシリアスもありますが、基本バカップルいちゃラブな話なのでそういう話が好きな人は読めます。
主人公に恋する三角や四角・・関係など主人公を狙う多数のヒロインが出るわけでもないですから、純粋に二人だけの世界なので恋愛がらみのどろどろが苦手な人も大丈夫です。
異世界にあこがれるカップルながらも二人はチート持ちではないので、主人公がすごい活躍するとかのとは違う本当にただのバカップルがいちゃいちゃするっていうのが大半を占めますので、そこは最近のラノベと少し傾向が違うかもしれませんので注意が必要です。
結論としましてはやはりおすすめできる人はへるるん先生の絵が好きな人です。
内容は本当に上記でいうとおりほとんどバカップル話なので、大きい期待はしないで、へるるん先生の絵が見れればいいという人は買ってもいいと思います。