| タイトル | 銃皇無尽のファフニール |
|---|---|
| 原作・作画 | ツカサ・梱枝りこ |
| 出版社 | 講談社 |
現代を舞台にした謎の生物ドラゴンと「D」と呼ばれるドラゴンに対抗する能力をの持つ少女、そして男で唯一の「D」である主人公「物部悠」 彼がDの集まる孤島での学園ミッドガルに入学するのがだが。
彼には誰にも言えない秘密があった。
銃皇無尽のファフニールのあらすじ紹介
謎の生物ドラゴンに対抗するために集められた「D」と呼ばれるダークマターを形成できる能力を持つ少女達が集められた孤島の学園ミッドガル。
少女しか存在しないはずのDだが例外で男性唯一のDである主人公「物部悠」 Dであり学園の生徒会長でもある悠の妹「物部深月」がその権限により彼の学園入学を許可する。
Dの能力でもあるダークマター生成が全校生徒の中でも一番弱い彼は入島初日、偶然にもDである少女「イリス」の裸を見てしまう。
敵対される悠だったがなんとか誤解を解き島での初での友人となる。
しかし彼女は戦いの前線にも立てない問題があり悠自身も能力の低さからクラスメイトに期待されずにいた。
お互い特訓に励む中、ついにドラゴンがミッドガルに襲来する！
銃皇無尽のファフニールのネタバレ・今後の展開
Dと呼ばれる少女には(悠含め）竜紋という紋章が体に刻まれている。
世界に存在するドラゴンに見初められたDの少女は竜紋が変色し、見初めたドラゴンと接触するとドラゴンになってしまう。
悠と特訓し成果をあげることができたイリスだったが、ドラゴンの一体であるリヴァイアサンに見初められてしまう。
襲来するドラゴン、そして過去悠が所属していた反「D｣ドラゴン討伐組織「ニブル」からイリス消去の目的で暗殺部隊が侵入する。
ニブルの動きを読んでいた悠は暗殺者を撤退に追い込む。
しかしドラゴンは進行をやめず絶対絶命の危機に。
そして悠はとうとう切り札をだす。
それはドラゴンの一体であるユグドラシルと精神接続が出来そこから脳にダウンロードされた兵器、ドラゴン殲滅用対竜装兵器であった。
しかし悠一人のダークマターでは起動出来ずイリスと深月の協力を経てリヴァイアサンを殲滅に成功する。
だがユグドラシルからダウンロードする度に悠の記憶が欠けていく。
自分の記憶が消えていく事を深月や皆に隠しながら戦い抜いていきます。
次々に襲来するドラゴン。
さらにユグドラシルの真意。
現存するドラゴンを全て殲滅し判明する世界を破滅に導く真のドラゴン。
戦いはさらに熾烈を極めていきます。
銃皇無尽のファフニールの読んでみた感想・評価
現状10巻以上出ていますが、4巻までは本当にグダグダです。
ドラゴン襲来→勝てない、または対抗策がない→悠がユグドラシルから新能力DLで撃破という流れです。
多分人によってはこのあたりで読むのをやめるのも多いのではないでしょうか？ですがこの話からしたらそれは序盤も序盤でまだ起承転結の起くらいです。
ここを超えて読み続ける事ができれば、この後から一気に物語が加速して、色々な真実が浮かび上がり面白くなってきます。
このあたりからクラスメイトである色々なヒロインにスポットがあたり、かつ日常ルートも多くなったりとバランスよくなってきます。
さらに味方と信じていたユグドラシルが実は敵ではないのか？皆に記憶が失われてるのがバレてしまったりと5巻以降からが本番です。
ユグドラシル編以降は真のドラゴンとの対決は設定が少しややこしいので1巻でも読み飛ばすとついていけなくなりますが、毎巻ちゃんと読んでいると次々に判明する真実と巻末による引きの演出など次を期待させてくれる演出や内容になっています。
ですが挿絵原画家の梱枝りこさんは萌え絵師としては現在トップを走る一人なのですがドラゴンなどリアルモンスターが描けないので挿絵にドラゴンの絵がないので戦っている敵の姿がわからないのが難点です。
原画家の梱枝りこさんのファンで絵買い!?
とりあえず原画家の梱枝りこさんのファンで絵買いでもいいかもしれませんが、発行巻数も10を超え1巻ごとの完結でなく１本の話としてずっと続いていきますので根気よく読む力が必要です。
4巻まではグダグダ感があり殆どワンパターンですので、ここを乗り切れるか？です。
一冊でも読むのがキツイという人にはオススメしません。
5巻以降はそれぞれに動きがあり、色々などんでん返しがあったりと面白くなってきますが、設定がかなり複雑化してきて人によってはそこでもキブアップかもしれません。
アニメ化もされてますがアニメでは伏線無視や性格変更とか色々されてしまってましたので、アニメを見て続きが知りたいという人はアニメは１話から原作1巻を半分以上カットとかやらかしてますので、本来のしっかりとした丁寧なストーリーの方の原作を読んで欲しいです。
アニメは原作3巻までですが、実際ここまででもかなり重要すぎる伏線が張られていてアニメではそれが全カットされてますので、アニメがつまらなかったから原作もつまらないと評価せずに原作を読んでいただきたいと思います。
