タイトル | ようこそ実力至上主義の教室へ |
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原作・作画 | 衣笠彰梧・トモセ シュンサク |
出版社 | KADOKAWA / メディアファクトリー |
主人公 綾小路清隆が入学したのは希望進学就職などがほぼ100%と言われる名門高であった。
寮暮らしで在学中は外と接触できない学内情報漏えい禁止などの事を除けば最新設備から校風の自由度 10万円分学園敷地内使用での買い物ポイントなど最高の生活を送れるといわれている学校だったのだが・・。
ようこそ実力至上主義の教室へのあらすじ紹介
主人公 綾小路清隆が入学した学校は名門高だった。
最新設備、校風の自由度、10万円分のポイント毎月配布などまさに名門。
選ばれたものにのみ入学できるとまで言われる学校に相応しいものだった。
だが入学したものにしか知らされない事もあった。
それは完全な実力主義。
恩恵を受けられるのは実力がある者のみ。
清隆は手を抜いて入試を受け配属は校内最下位Dクラス(組)となってしまう。
本人は良しとしていたがクラスメイトの最上位のAクラスを目指す少女 堀北鈴音との出会い。
クラスメイト達をトップのAクラスを目指す戦いに巻き込んでいくのである。
ようこそ実力至上主義の教室へのネタバレ・今後の展開
最高の環境で毎月10万円もらえ施設では
普通の買い物ができるとクラスメイトは大はしゃぎ。
ゲーム機を買ったり服や化粧品を買ったりと、
最初の月を謳歌していた。
だが次の月の初日ポイントが配布れてないことに疑問を感じるクラスメイトに担任の口から告げられてのは、月10万ポイントもらえるのは優秀なクラスだけであり、お前らはすでに10万円分の損失をしてしまったと告げられる。
それは授業中での私語や遅刻などわずかなミスすら減点され配布は0ポイントとなっていたのだ。
激昂するクラスメイトだが、担任はそんなのは常識であり言われなければできないのか?とあっさり一蹴してしまう。
さらにすでに今からがんばっても来月も0ポイントであり、増やすには行事などのイベントや授業でのポイント加算の告知がない限り増やす事はできないのだ。
そして明かされるクラス分けの秘密。
A~Dというのはただのクラスでなく自分達Dクラスは問題児だけを集めたクラスであり素質により分けられていたことを知る。
Dは底辺のクズと周りのクラスからも馬鹿にされるモノでありそこに自分が配属されたことをしったクラスメイトは困惑。
上位クラスを目指さないにしてもポイントは得るという目的のために奮起するDクラス。
学校から与えられる普通とは違う実力があるものだけが生き残る授業を課せられる中、主人公清隆もポイントを得るためとAクラスに上がるために知恵を働かせ戦っていくのですがクラスメイトは一癖もふた癖もある人物ばかり。
一芸に秀でたものもいれば別の思惑で動くもの、我関せずの者など多種多様。
少しずつだが彼らを利用、引き込み戦いは続いていく。
ようこそ実力至上主義の教室への読んでみた感想・評価
独特の話で読む人を選びます。
世界設定はいいのですが、話の展開が毎回すっきりしないからです。
たとえば二巻分使い一つの話で前後編とかならまだいいのですが、毎回主人公が活躍する見所はない感じです。
何回も読み返したいシーンがなく全体的に後味が悪く、すっきりしないです。
1巻分まるまる使い敵に罠をはったから今回は引き分けに持ち込もうとかクラスメイトを成長させるため、痛い目見させるからこの戦いは負けて俺(主人公)は何もしない、それが後の戦いで活きてくるからそれが最善手だ。
とかそういう主人公勢が完勝する話がいまだにないので、物語としては面白いが一回読めば充分。
もし二回目を読むなら全部完結してからという感じの作品です。
それで最初から通して読んだら評価も変わるかもしれません。
主人公は普通の学校生活に憧れたり友人と楽しみながらも人を影で操り必要ならば見捨てる冷酷な一面や驚異的な身体能力を持ってたりの二面性を持ってたりと、まだ彼の過去の一端すらも明かされてなく、そこにはなにかあるんだろうなと期待してます。
コンビの話(過去作)が好きな人なら
オススメはます、このコンビの話(過去作)が好きな人なら問題なく読めます。
ただ原画(トモセシュンサク)だけで買うと少し独特の話の展開にきついかもしれません。
あとは漫画式収録でも問題ない人。
ラノベは大抵1冊毎に話の区切りをよくし、言いも悪いも必ず見せ場があるが、漫画の場合可能収録話数をまとめるだけだから、見せ場がある巻もあれば見せ場がなく中途半端に終わる巻もあるという形式で、そういう形式で読んでもいいという人なら、この作品も普通に読めると思いますが、ラノベ形式になれてると少し読後感はあまりすっきりしない巻が多いので、それでも読みたいというなら、まとめて、できれば完結してから全部読んだほうがいいと思います。
多分全部まとめて読んだほうが最初から最後まで一つの話として読めると思います。
与えれた課題の裏の裏まで読んで課題を攻略しろというのが大筋なので、そういう頭脳戦(かなり小難しい屁理屈的タイプ)が好きな人には主人公がこういう事を企んでいたんだ。
とかわかり面白いかもしれません。