ありふれた職業で世界最強のネタバレと感想【無料立ち読み】

タイトル ありふれた職業で世界最強
原作・作画 白米良・たかやKi
出版社 オーバーラップ

夢見た異世界に召喚されるも、自分には主人公特典のテンプレチートは無し!
錬成士と地味な才能であるも、それを努力と意地で底辺から這い上がる、いじめられっ子の少年・南雲ハジメの成り上がり、ハーレム英雄譚──「ありふれた職業で世界最強」!

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ありふれた職業で世界最強のあらすじ紹介

それはいつもと変わらない日常だった。

学級内ではいじめられっ子。

オタクを理由に理不尽な扱いを受けてしまう。

そんなクラスカースト底辺の草食なオタク系男子である南雲ハジメは、いつもと変わらない理不尽な扱いを受けながらも、幼馴染の美少女である白崎香織に気にかけながら、それなりの平和な日常を過ごしていた。

あの日が来るまでは。

突如としてクラスメイトの全てを巻き込んだ、いきなりの異世界召喚に、ハジメの平穏な日常は終わりを告げてしまう。

そして異世界──トータスへと、クラスメイトごと送り込まれてしまったハジメたちは、魔族から人類を守る為に、救世主として戦う事になってしまう。

人類を救わなくては、もといた世界に戻る事も出来ない現状に、止む終えずに戦う事を決意するクラスメイト一同達。

だが、せっかくの異世界召喚には付きものな、テンプレチートな能力授与である「天職」も、地味な生産系能力と、良い所なしのハジメ。

クラスメイトの人気者である天之河光輝は勇者としてもてはやされ、他のクラスメイトも千人に一人の才能である「天職」に恵まれるも、自分だけは地味でありふれた「天職」ゆえに、異世界でも無能で邪魔者扱い。

でも自分の事を想ってくれている白崎香織の為に奮闘を決意し、魔族打倒のために努力を積むことを心に決めるも、ハジメのそんな思いは、淡くも崩されてしまう事になってしまう。

修行のためにオルクス大迷宮に挑んでいた最中、モンスターを引き付けるために身体を張ったハジメだが、クラスメイトの悪意により、地底の奈落へと落とされてしまう。

はたして彼の運命は──

ありふれた職業で世界最強のネタバレ・今後の展開

クラスもとい学内で一番の美少女である白崎香織を守る為にと奮闘を決意した矢先、あるクラスメイトの悪意により、大迷宮の奈落へと落とされてしまった南雲ハジメですが、落下した先が地底湖だった為に一命を取り留めますが、重傷を負った身体で、しかも這い上がる事も難しい地下最下層には、地上よりも恐ろしいモンスターが引き締め合い、ハジメは命を狙われる事になります。

戦闘向きではない、あくまでも「錬成」こと物を創り出す事しかできない彼。

脚力の強い肉食のウサギの怪物と、二つの尾を持つ凶暴な狼の怪物に、ただ逃げることしかできませんが、逃げていた最中、最悪の魔物に出くわしてしまいます。

巨大な身体に、地底のモンスターすらも捕食してしまう、クマの怪物がハジメの前に立ちはだかります。

ハジメを追い詰めていたウサギの怪物や狼の怪物すらも圧倒してしまう、そのクマの怪物に左腕を奪われてしまいます。

自分の左手を何の感慨もなくに咀嚼するクマに、ハジメは戦々恐々と逃げますが、逃げ場がない地下と、精神と肉体を追い詰められたハジメは、必死になって逃げます。

錬成の力を使い、穴をあけ、小動物みたくに潜り込んでクマの怪物をやり過ごしますが、痛めつけられた身体に、欠損してしまった左腕、そして疲弊する精神と、ハジメは心身ともに次第に弱っていきます。

でも、彼が偶然に空けた穴は、ある鉱石を偶然に掘り出してしまい、その鉱石が零す魔力の水滴によって一生を得ます。

魔力が含まれた鉱石で身体を治したハジメですが、彼はこの地獄をどう切り抜けるのでしょうか?

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ありふれた職業で世界最強の読んでみた感想・評価

ライトノベル作家の登竜門となっている「小説家になろう」で大人気を博し、オーバーラップ文庫にて書籍化された、底辺のいじめられっ子が、最強のダークヒーローになってしまい、美少女のクーデレな吸血鬼に惚れられ、様々な美少女に愛され、敵なしに成り上がっていく痛快ライトノベル作品である「ありふれた職業で世界最強」は、あえてテンプレートな中二病なライトノベルと、作者自身が銘打つほどに、内容も実に中二な最高の仕上がりになっています。

大抵の異世界召喚チートな作品と言えば、クラスカースト最下位の主人公が、異世界でヒーローとなって無双に活躍すると、大抵はその流れがありますが、この作品は、そんなありふれた内容を、あえて崩し、クセの強い独特な個性のある中二病テイストを交えながら、白米良先生独特の世界観で物語が構成されていることに定評があります。

まずこの作品の作家である白米良先生の最初のペンネームは「厨二好き」と銘を打つ様に、実に中二な作品が好きな方であり、展開も中二感に溢れる内容になっています。

白髪の隻眼に、左手には高性能な義手。

ファンタジーの世界に銃や超兵器などを用いては、中二なセリフで敵を圧倒し、中二な戦い方と演出で活躍する様は、実に見事な中二なテイストに染まった主人公の南雲ハジメが、爽快に活躍し、「ありふれた」とは銘を打つも、よくあるような異世界召喚ものではなく、底辺の少年が成り上がる「努力」があります。

作者に愛されているだけの主人公ではなく、這い上がる為にもがくし主人公像があり、そしてそんな少年に心魅かれる吸血鬼の美少女に惚れられてしまうと、誰もが夢見た、ライトノベル好きな人ならば一度は夢見る、そんな願望を物語を作品にしてくれた「ありふれた職業で世界最強」は、中二好きな人を満足させてくれる内容のライトノベルです。

中二病要素満載の異世界召喚もの!

中二病好きな人にまずはお勧めしたいライトノベル作品であり、これが異世界召喚ものだと思えるような作品が、この「ありふれた職業で世界最強」です。

底辺のオタク系草食男子の成り上がり一大叙事詩とも言える今作。

ヒーローではなくも、ダークヒーローに成り上がってしまう、そんな中二な展開が心底楽しめるライトノベル作品です。

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※試し読みは完全無料です!!